夫の小遣いが2万円になった理由
前回までの流れ
夫、嘘をついてダーツバーへ行く
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私、浮気を疑う
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車の中を探る
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消費者金融の明細書が出てくる(イマココ)
前回の記事はこちら↓
そもそも、普段からうちはどこへ誰と行こうが、基本自由です。
給料や貯金の額もお互い知らないぐらいだし。
いつも通り、
「○○(ダーツバー)に行ってくるわ~」
って、言って出かけてれば、変に怪しむこともなかったし、
借金だって見つかることはなかったんです。
なぜ、わざわざ嘘をついてダーツバーへ行ったのかは、結局納得のいく回答はなし。
「なんか悪いと思ったから……」だそう。
当日は、会社の同僚の誕生祝をかねて例のダーツバーへ行ったのだそうです。
当時、夫は会社の同僚数名と、ダーツにハマっていて決まったメンバーといろいろなダーツバーへ出かけていました。
そのうちの一人が、あの金髪ギャル店員を気に入っているからみんなでお店へ行った、というのが夫の言い分でした。
金髪ギャルを気に入ってんのはお前だろー!!
と言いたかったのですが、後日夫のスマホをこっそり見たところ、同僚とバーへ行ったのは間違いないようで、また女関係の怪しいやり取りも無いようだったので、多分そういうことなんだと思うようにしました。
借金についての言い分は、
「独立しようとして失敗した時の残り」
ということでした。
夫は大学卒業後、スポーツジムでインストラクターをしていました。
そこを辞めたあと、個人でジムをオープンしたそうなのですが、近くに大手のスポーツジムができてしまい敢え無く撃沈。
借金だけが残ったとのことでした。
それは私と出会う前の話だし、付き合った当時は全く別の会社で働いており、独立うんぬんの話は初耳でした。
(それも今となっては本当かどうかわかりませんけどね……でも本人は本当と言い張っております(-"-))
一つもやもやしたのは、夫の両親は、夫に借金があることを知っていたということでした。
義両親に直接確認したわけではありませんが、
借金について親は知っているのか、
と夫に尋ねたところ、
「詳しい金額までは知らないと思うが、自分に借金があることは知っているはず」
とのこと。
結婚を決めた当初、私たちはお互いの仕事の都合もあり、親に結婚する旨の報告をしてから1年後に入籍、引っ越しをする予定でいました。
ところが、夫の両親は
「もっと早くしろ!」
の一点張り。
なぜそんなに焦ってしなければいけないのか、理解できず困惑した覚えがあります。
(結局当初の予定通り、1年後に入籍しましたけど)
自分の息子に借金があるのを知りながら、それを嫁になる私に知らせもせずに結婚を急かすって、どういうことなんだろう????
いろいろと理解に苦しむことばかり。
借金について、義両親に相談しようかとも思いましたが、相談したところでもともと向こうは知っていたことだし、それについてクレームを付けたところで関係が悪くなるだけで何もいいことはないし……。
結局借金が発覚したことは、夫の両親にも、私の両親にも伝えることはしませんでした。
ただ、嘘をついたことや借金を隠していたことで私は相当なショックを受けたので、別れたくないのであれば、家計の財布を一つにし、小遣い制にすることを約束させました。
家計を一つにすべく、夫の通帳とキャッシュカードは私が預かることになりましたが、なかなか通帳を出してこないのです。
問い詰めると、
「なくしたので再発行している」とのこと。
1週間ほどしてから、再発行された郵貯の通帳と、給与振り込み用の地銀の通帳が渡されました。
再発行されているので、それ以前の取引などは全く分かりません。
どちらの通帳も、残高にマイナスがついています。
借金の経験が無い私には、初めて見る光景でした……(*_*)
人並みに貯金あるって言ったくせに、貯金どころか借金しかないじゃん!
という、怒りと、通帳をなくすとかいろいろと不自然なことばかりで、心のもやもやは募るばかりです。
後々私も思い知ることになりますが、ギャンブル依存症の人って、本当に信じられないくらい平気で嘘をつきます。
それ、絶対ばれるだろ!
って小学生に突っ込まれるような嘘でも平気でつきます。
もう、本当にこれが厄介なんですよね。
どうせ嘘つくなら、もっと上手につけよ!ってね。
こっちだって、死ぬまで気づかなければ、嘘なんて存在しないまま、幸せにくらせたのになぁ……なんて、ときどき思ったりします。
隠し通せない嘘なんてつかないでおくれよ( ;∀;)
借金は結婚してから毎月少しづつ貯金してきたお金で、すぐに完済することは可能でしたが、なんだか府に落ちないので、毎月一定額を返済していくことにしました。
その時決めた夫のお小遣いは、月2万円。
ほぼ強制的に私が決めた金額です。昼はお弁当を持ってい行っているし、借金隠してたんだから自業自得!
2万円でやりくりせい!!
そしてこのお小遣い制度が、夫のさらなる闇の部分を、私に見せてくれることになりました。
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